四世代が2軒の家で暮らす隣家スタイル
敷地内に2軒の家を新築された施主様。四世代の家族が近くで暮らすとき、二世帯住宅という選択もありますが、敷地内に2軒の家を新築するスタイルの方が良好な関係を保てるとの考えがあったそう。良好な関係を保つためにさらに考えられたのが2軒の玄関の向きや敷地内の配置。お互いが気を使ってしまわないよう、プライバシーが保たれるよう設計しました。
一方、家族で共有する部分も大切にしました。以前からあった日本庭園のような緑がよく映える庭は、どちら家のLDKからも悠々と眺められます。お孫さんが庭を横切り、2つのリビングを楽しく往来されることでしょう。
人生と趣味を楽しむ家づくり
親世帯の家の特徴は将来の事も考慮したバリアフリー。段差が少ないことで転倒を防ぎます。LDKのすぐ横には和室を設置。施主様の趣味である茶道のため、由緒正しい床の間や炉を切り、茶室ならではの趣深さを和室に反映させました。
また子世帯の書斎スペースはたっぷりの本棚を。広すぎず、狭すぎないちょうどいい空間で自分だけの時間がすごせるようになりました。
動線を考えた土間玄関収納
玄関には土間玄関を採用。玄関周りがスッキリするよう、収納は奥のシューズクロークへ。靴を履いたまま、コートやシューズが収納できるようになりました。
スープの冷めない距離
「家づくりは決めなければいけないことが多いです。たくさんの選択肢があるので自分たちだけでは目移りして全体が見えないときもありました。そんなときセキホームさんのアドバイスはとても頼りになりました。」と施主様が話してくださいました。
施主様が考えられた隣家スタイルはお互いのプライバシーを尊重した設計になりました。ほど良い距離がより良い世帯感コミュニケーションを生み出すのかもしれません。