人気のファサードデザインってなんだろう?屋根・外壁・窓の選び方
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セキホームは、富山県で「明るく開放的で高性能な住まい」を提供する注文住宅メーカーです。
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目次
みなさん、こんにちは。 富山の注文住宅メーカー セキホームの板澤です。
ファサードとは、一般的に建物の正面デザインのことを指します。皆さんも通りがかりに「あの家のデザイン素敵だな」と思うことがあるでしょう。ファサードはいわば家の顔。家の第一印象を決める重要な要素です。
マイホームづくりではインテリアとともに、素敵なファサードが実現できたら、愛着も一層わき上がってきますよね。
今回は、ファサードを構成する外壁、屋根、窓のデザインを決めていくためのポイントを解説します。セキホームの施工事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ファサードデザインとは
ファサードとは、フランス語の「顔」(façade)に由来する言葉で、建築用語では建物の正面から見た外観のことをいいます。
ファサードは大きく分けると「外壁」「屋根」「窓」の3つの要素で構成されます。
外壁の種類
外壁はファサードの大部分を占めます。種類が多く、素材によって、見た目も機能も異なります。選ぶ際は、見た目の印象だけでなく、メンテナンスのしやすさ、機能性、耐久性に目を向けることも大切です。
セキホームで近年人気の素材はガルバリウム鋼板が最も多く、吹き付け、窯業系サイディング、金属サイディングの順に採用されています。年齢層によっても好みが分かれます。
一方で費用は、窯業系、吹き付け、ガルバリウム鋼板、金属サイディングの順に高くなります。
最近は「ガルバリウム鋼板+木目調の窯業系」「吹き付け+木目調の窯業系」といった異素材を組み合わせたデザインや、アクセント的に一部に異素材を取り入れて個性を演出するデザインも多く見られます。
シンプルで人気なガルバリウム鋼板
シンプルでスタイリッシュなガルバリウム鋼板は、20~30歳代に人気の高い素材です。経年による多少の色褪せはあるものの強度には問題なく、優れた耐久性、耐候性に加え、メンテナンスフリーであることも支持される理由となっています。
カラーバリエーションが豊富なリシン吹き付け
リシン吹き付けとは、細かな砂利や砂などの骨材と、塗料を混ぜたものをコンプレッサーで吹き付ける表面化粧材の一種。塗り壁のように見える質感が特徴です。カラーバリエーションが豊富で、自分好みに混色することもできます。
和風のイメージがありますが、幅広いスタイルに活用されています。窓から伝う雨跡がつきやすいため、雨跡防止水切り部材を取り付けるか、定期的なメンテナンスをおすすめします。
多種多様に揃う窯業系サイディング
サイディングとは、外壁の仕上げ用ボードのことです。工期と工事費が抑えられ、安定した仕上がりが特徴です。そのなかで、窯業系サイディングとは、セメントをベースに繊維などを混ぜ込み焼成し、石積み風やタイル調、塗り壁調などに加工して外壁に使用される素材を指します。
数千種類ものバリエーションと、コストパフォーマンスに優れていることから、長年にわたってよく使われています。雨水で外壁を洗い流すセルフクリーニコート(フッ素加工)されたものもあります。
一方で窯業系は表面に凹凸のあるため、雪が付着しやすく、そのまま気温が零度以下になると、凍害で外装が剥がれる原因にも。素地が出るとそこから浸水しやすく、メンテナンスが必要になります。
デザインと機能性を兼ね備える金属系サイディング
近年注目が高まっている素材が、金属系サイディングです。サイディングならではの豊富なバリエーションと、ガルバリウム鋼板同様のメンテナンスフリーという機能性を兼ね備えています。
ただし、初期コストが掛かることは念頭に置いておきましょう。
屋根の形状
屋根の形状は、ファサードのイメージに大きく影響します。切妻、寄棟、フラット、片流れなど、さまざまな形状があり、見る人に与える印象も異なります。
今回は、若い世代を中心に人気の高いモダンなボックス屋根、スタイリッシュな片流れ屋根、それぞれのいいところを組み合わせたボックス+片流れの屋根形状についてご紹介します。
最も人気が高いボックス屋根
軒がないボックス屋根はフラット屋根、陸屋根とも呼ばれ、シンプルでスタイリッシュなデザインを好まれる方に人気の高い屋根です。
ボックス屋根の家は、一見、傾斜がないように見えますが、後方に向かって緩やかな勾配を設けており、水はけを良くしています。セキホームの工法は耐荷重にも優れているので、北陸特有の重たい雪が1.5mまで積もっても、雪降ろしをすることなく過ごしていただけます。
シャープな印象を与える片流れ屋根
片流れは、一方向だけに勾配のある屋根のこと。セキホームでは、正面から見て前後左右どちらかだけを長くした屋根のことを片流れ屋根と呼んでいます。軒の出し方で雰囲気が変わります。
すっきりとスタイリッシュな片流れの屋根は間口の広い家によく映えて、ファザードにシャープな印象を与えてくれます。特徴的な形状なので、個性を演出できて、周囲と被らないデザインを好む方にもおすすめです。
良いポイントを組み合わせたボックス+片流れ屋根
ボックス屋根と片流れ屋根を組み合わせて変化を付けた形状も人気があります。ただし、間取りによるところも大きく、例えば1階25坪、2階15坪の間取りでは可能ですが、1階20坪、2階20坪の総2階タイプの場合は、片流れ屋根をつくりにくいため、ボックス屋根を選択することになります。
窓の使い方
窓の配置やサイズ、数、形によっても、ファサードの印象が大きく変わります。窓を多くすれば、鏡効果で家は大きく見えますし、大きな窓があると開放的なイメージを与えます。円窓や、縦長、正方形の窓は、ファサードのデザイン性を高めてくれます。
一方で窓をほとんど設置しないシンプルなファザードデザインも人気です。セキホームのジュートピア富山展示場も窓のないファザードデザインを採用。窓の掃除も楽で実用的であり、プライバシーを守ることもでき、どんな家なのかと期待感もわいてきます。
とはいえ、開放的な大きい窓を望まれる方も多いでしょう。セキホームではファサードでの窓設置をできるだけ避けるとともに、外から室内が見えないような間取りをご提案することが多いです。明かりを取りやすい南側が道路に面している場合には、囲い庭と塀で外からの視線を遮る工夫をしています。
セキホームのファサード事例
セキホームの施工事例から、センスや個性が表れたファサードデザインをご紹介します。
ボックスタイプのU様邸
シンプルでスタイリッシュなボックス型のファサードです。正方形の小窓をラインを揃えて配置することで、すっきりとまとめています。東南側には窓を多く設けており、室内には十分な明るさを取り込んでいます。
2階は左右の高低差によって、変化を付けているのがポイントです。外壁はネイビーのガルバリウム鋼板と木目調の窯業系サイディングを組み合わせ、2色のコントラストとともに横のラインを強調しています。木目は横と縦で印象が変わります。好みやデザインに応じて選ぶといいでしょう。
和モダンなY様邸
片流れとボックスの屋根を組み合わせた和モダンなファサードです。窓がないシンプルな外観と吹き付けのグレーの色味が、落ち着いた印象を与えます。
1階には大開口の窓を設けていますが、庭を囲う塀を立てることでプライバシーを守り、人目を気にすることなく過ごすことができます。
生活スペースをすべて1階に集めて、2階をロフト感覚で使える平屋ライクな間取りです。
アメリカンテイストの H様邸
インテリアと合わせた、アメリカンカジュアルなファサードです。ネイビーを基調とし、白色のアクセントを効かしたことで、さわやかな印象を醸し出しています。外壁は板張りを意識して、ガルバリウム鋼板を鎧張りにした金属系サイディングを使っています。また、窓枠は木製で雰囲気を残しつつ、白色の板金で囲うことで耐久性を持たせました。
まとめ
ファサードの要素や、素材や色味、組み合わせによって多彩なデザインがあることが、お分かりいただけたかと思います。住宅の外観だけでなく、塀や門扉などのデザインも統一されていると、よりおしゃれな印象が高まります。
迷ったときには、メンテナンスや機能性について比べてみてもいいでしょう。
デザインだけでなく、素材や材質に関するご質問などにも随時ご対応しています。窓の配置を含むファサードデザインは間取りとも結びついていますので、設計士も交えて理想をかなえるお手伝いをいたします。ぜひお気軽にご相談ください。
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