【外断熱と内断熱】2つの違いを徹底解説!結局どっちがいいの?

注文住宅を建てるなら、誰もがそう思いますよね。それを実現するカギは、「断熱」です。
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セキホームは、富山県で「明るく開放的で高性能な住まい」を提供する注文住宅メーカーです。
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目次
みなさん、こんにちは。富山の注文住宅メーカー、セキホームの萩原です。
家を建てるとき、「断熱の種類によって何が変わるの?」と疑問に思ったことはありませんか? 住宅の快適性や光熱費、さらには建物の耐久性に大きく関わるのが「断熱」の選び方です。
特に、「外断熱と内断熱、どちらがいいの?」と迷われる方も多いですが、それぞれにメリット・デメリットがあり、住む地域やライフスタイルによって適した断熱工法が異なります。
今回は、外断熱と内断熱の違いを徹底比較し、それぞれの特徴を詳しく解説します。また、「地域によって適性があるのか?」 「冷暖房費にどのくらい影響するのか?」といった具体的なポイントも掘り下げていきます。さらに、「両方の断熱工法を組み合わせることは可能なのか?」 という疑問にもお答えします。
家づくりを考えている方にとって、役立つ情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください!
外断熱と内断熱の違いとは?

断熱方法には大きく分けて「外断熱(外張断熱工法)」と「内断熱(充填断熱工法)」があります。断熱材や断熱工法選びは、その後の生活に影響するので、とにかく重要なポイントです。
ここでは、注文住宅を建てる時に知っておきたい外断熱と内断熱のメリット・デメリットについてご紹介致します。
外断熱のメリット・デメリット
外断熱は建物全体を断熱材ですっぽりと外側から包む工法のことをいいます。家全体を包み込む断熱方法として注目されており、その良い点と課題について詳しく見ていきましょう。

メリット
外断熱は建物全体を断熱材で包み込む工法のため、断熱材が柱・梁の外側にあり、切れ目なく連続することで高い断熱性・気密性が実現できるのが大きな特徴です。これにより、熱橋(熱が伝わる部分)が発生しにくく、家全体で安定した温度が保たれます。そのため、冬でも室内が冷たく感じにくく、夏も涼しさを保ちやすいというメリットがあります。
また、外の悪天候や高い湿気から建物を守る効果があり、構造内での内部結露の可能性が少なくなるため、建物全体が傷みにくく、長持ちしやすいのも利点です。さらに、構造材が温度変化の影響を受けにくいため、建物の耐久性向上にも寄与します。室内側に断熱材を設置しないため、居住空間を有効活用できる点も魅力の一つです。
デメリット
一方で、建物全体を断熱材で包まなくてはいけない分、施工コストがどうしても高くなってしまうのが課題です。内断熱と比べて施工費用が高くなる場合が多く、特に高性能な断熱材を使用すると初期コストが大きくなります。
また、施工の精度と断熱材の選定が非常に重要であり、これが不十分な場合には期待した断熱性能が発揮されないリスクがあります。適切な材料選びや高い技術を持つ施工業者の選定が、外断熱の性能を十分に引き出すための鍵となります。
このように、外断熱は高い断熱性・気密性と建物の長寿命化に優れた工法ですが、コストや施工精度の面で注意が必要です。どの断熱工法が最適か、ライフスタイルや予算に合わせて慎重に検討することが大切です。
家の性能を左右する「外断熱」YouTubeです。こちらで詳しく紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=Uh_rWrO8h1s

内断熱のメリット・デメリット
次に、内断熱が持つ利点と注意点についてです。
内断熱は、柱や梁の間に断熱材を挟み込む工法のことをいいます。

メリット
内断熱は、柱や梁の間に断熱材を充填することで、比較的シンプルな施工が可能なため、施工コストを抑えることができるのが大きなメリットです。これまでの日本の住宅では、主にこの充填断熱工法が採用されてきました。
また、断熱材を後から交換・補強しやすいため、リフォームや断熱性能の向上を考えたときに対応しやすいのも利点です。断熱材の種類によっては、防音効果を高めることもできるため、遮音性を求める住宅にも適しています。
デメリット
木材と断熱材が直接接する部分が多いため、熱橋が発生しやすいのが課題です。これにより、躯体内に結露が起きる可能性があり、適切な施工が求められます。
また、断熱材が構造材に直接接しているため、温度差による収縮や膨張が起きやすく、これが建物の耐久性に影響を及ぼす可能性があります。**適切な施工と、結露を防ぐための対策が重要になります。
さらに、断熱材が室内側に配置されるため、居住空間が狭くなってしまうという点もデメリットの一つです。特に限られたスペースの住宅では、この点を考慮する必要があります。
このように、内断熱はコスト面や施工の手軽さ、リフォームのしやすさでメリットがありますが、熱橋や結露対策を適切に行わないと、十分な断熱性能を発揮できないリスクがあることを理解しておくことが重要です。外断熱とどちらが適しているかは、住宅の構造や予算、目的に応じて慎重に検討しましょう。
外断熱と内断熱を徹底比較!
ここまで、外断熱と内断熱の特徴やメリット・デメリットについて詳しくご紹介しました。
しかし、実際にどちらを選ぶべきかを判断するには、さらに詳しく比較してみることが重要です。そこで、ここからは次のようなポイントについて比較しながら詳しくご説明いたします。
地域によって適正がある?

外断熱と内断熱、メリットが多い方を選びたいことには間違いありませんよね。
断熱の機能性だけを単純に判断してみると、外断熱の方が効果が高いと思うかもしれませんが、各地域によって環境や湿度、温度は異なるので、地域に合わせて外断熱か内断熱のどちらが良いか考えるべきです。
富山の様な雪国では断熱効果が高い外断熱にした方が建物の耐久性も上がり、メリットも多いです。しかし、一年を通してそれほど気温の変化が激しくない温暖な地域では、無理に高い費用をかけてまで外断熱を取り入れる必要もないかもしれません。
地域によっても断熱の必要具合が違うので、一概に外断熱の方がいいとは言い切れないのです。もちろん断熱の効果や機能性を重視するのであれば外断熱に勝るものはありません。
建物の結露についても、建物を長持ちさせる為には重要なポイントです。そもそも結露とは建物の外側と内側の温度差が要因で発生してしまうものです。
結露だらけの家だとカビや錆が生える原因にもなりますし、家が早く傷んでしまう原因にもなります。また、ダニを繁殖させ、アレルギーの原因を引き起こす可能性があるともいわれています。
外断熱は躯体内結露を発生させることなく、新築当初の断熱・気密性能が長期維持できるため、何年たっても快適に暮らして頂けます。
冷暖房費が大きく変わる?

※ある35坪2階建て住宅の場合
暖房:エアコン設定温度25℃ 冷房:エアコン設定温度25℃ 燃料単価24円/kwh
※結果は間取り等によって変わります
上の表は富山県内の他社内断熱の家とセキホームの外断熱の家の冷暖房費を比較した表です。
年間合計を比較すると年間で129,708円、外断熱の方が冷暖房費が安くなります。30年で考えてみると3,891,240円お得になるということです。
建築当初は費用がかさむかもしれませんが冷暖房をよく使う地域ならば、長い目で見るとお得になるかもしれません。
内断熱と外断熱の両方を選ぶことはできるのか?
内断熱と外断熱を両立させることは可能です。この「ダブル断熱」という方法は、それぞれのメリットを活かして断熱性能を最大化する選択肢です。
これから、その具体的な仕組みと注意点についてお話しします。
内断熱と外断熱の両方を組み合わせる「ダブル断熱」は、内断熱と外断熱のそれぞれの長所を活かし、断熱性能をさらに高めることが可能です。例えば、外断熱で熱橋を防ぎつつ、内断熱でさらに室内の温度を保つことができます。
施工費用が高くなる点はデメリットと言えます。また、地域の気候条件や建物の構造に応じて適切な断熱方法を選ぶことが重要です。専門家と相談しながら進めることで、最適な断熱計画を実現することができます。
まとめ
あなたは外断熱・内断熱のどちらを選びますか?セキホームでは雪国富山だからこそ外断熱をオススメしています!
初期費用のコストを優先するか、建物の耐久性を考えた上でのトータル的なコストを優先するかはあなた次第です。
断熱についてもプロにしっかりと判断してもらった上で施工したい、そんなあなたは是非一度セキホームまでお越し下さい。
断熱材について知り尽くしたスタッフ「萩原」が最後まで責任をもって対応します!


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