高気密・高断熱・外断熱 セキホーム

JYUTAKU ARUARU

住宅あるある

窓の重要性と種類を解説 | 窓のタイプ別の特徴とは?

この記事では窓の選び方について詳しく説明しています。
家づくりにおいて、窓はとても重要なポイントです。窓選びは、家の明るさや風通しはもちろん、室内の雰囲気や外観のデザイン、そして、快適な住まいの要素である断熱性能にも、大きく影響してきます。
今回は住まいにおける窓の役割や種類について解説します。
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セキホームは、富山県で「明るく開放的で高性能な住まい」を提供する注文住宅メーカーです。
外観・内観ともデザインにこだわり、理想のお家を形にします。
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セキホームで、あなただけの理想の住まいを形にしませんか?

「明るく開放的で高性能な住まい」の実例をみる

みなさん、こんにちは。 富山の注文住宅メーカー セキホームの前田です。
それぞれに思い描く理想のマイホームづくり。「風通しが良くて明るい家に住みたい」と思われている方が多いのではないでしょうか。

開放的で明るい家を実現するためには、実は窓が重要です。新築で間取りと同時並行で考えたいのが、窓の位置や数、大きさです。窓の取り方一つで居住空間の風の流れ、明るさが変わります。そして、室内の断熱性能を高めるためには窓の断熱性も気にしたいところです。

今回は、大切な窓の役割や種類、選び方について理解を深め、快適に暮らせる住まいの実現につなげていただけたらと思います。

 

窓の役割って?

窓にはどんな役割があるでしょうか。窓がなければ、朝の光も、さわやかな風も、開放感も得られないのは言うまでもありません。窓には快適で健康的に暮らすためのさまざまな役割があります。

 

外からの光を取る(採光)

窓には生活に欠かせない太陽の光を取り入れる役割があります。窓がないと一日中部屋は真っ暗になってしまいますね。

建築基準法では、リビングや寝室など人が暮らす居室に、一定の自然光を取り入れるための窓(開口部)を設けることが定められています。住宅の場合、居室ごとに床面積の7分の1以上の窓面積をとる必要があります。

最低限必要となる窓の大きさは、採光補正係数を用いて計算されます。住宅の立地(※用途地域)や隣家との距離など、窓の設置条件によって変わります。
※用途地域:建築できる建物の種類、用途の制限を定めたルールのこと。大きく分けて「住居系」「商業系」「工業系」の3つに分かれる。

 

視線を逃し開放感を演出

窓は外とのつながりをつくり、景色が見えることで開放性を高める役割があります。部屋から外の自然を眺めていると心がリラックスするでしょう。

 

窓の占める割合を増やせば、部屋を広く見せることができます。広さは出したいけれど、外からの視線が気になるという方には、窓を目線より高めの位置に取り付けることで視線を逃がすことができます。窓から空のある景色が広がって、開放感も高まります。

 

風を入れることで空気を循環させる(通風)

窓は風の出入り口でもあります。部屋の湿気やにおい、空気を入れ替える役割があります。建築基準法では窓の必要換気面積として、居室の床面積の20分の1 以上としています。

部屋の風通しを良くするには、窓を2か所以上設置すると、換気効率のアップにつながります。

 

知っておきたい窓と断熱の関係性

窓は、住まいの中で最も熱が出入りする場所であり、夏の暑さや冬の寒さの約50%が窓やドアから侵入すると言われています。窓の断熱性によって特に夏と冬の過ごしやすさには大きな差が出ます。

 

窓の断熱の必要性

高断熱の窓は外からの熱の出入りを少なくするので、外の暑さ、寒さの室内へ影響が少なくてすみ、暑い夏は過ごしやすく、寒い冬は暖房による温かさが保たれ、1年中快適な室内環境をつくってくれます。

冷暖房に使う光熱費の節約になるほか、カビ・ダニの温床になりやすい結露を防ぐので、家族の健康や住まいの長持ちにつながります。

窓はガラスとサッシで構成されています。サッシとは建物に取り付ける枠とガラスフレームのこと。日本の住宅では長年アルミ製のサッシが使用されてきました。軽量で開閉しやすく、耐久性に優れていますが、金属なので熱伝導率が高く、外気温がそのまま室温に影響を及ぼしていました。

今ではほとんどの高断熱窓のサッシには樹脂が採用されています。熱伝導率はアルミサッシのわずか1400分の1ほどといわれ、近年は耐久性も向上し、住宅での普及率も高くなっています。

木製サッシも断熱性が高く、木ならではの温かみのある質感が楽しめます。ただし、他の素材と比べて傷みやすくお手入れが必要です。

外側がアルミで内側が樹脂の複合サッシもあります。窓の設置場所やデザインなどによって使い分けてもいいですね。

 

断熱性の高い窓の種類

住宅に使用される窓ガラスには、さまざまな種類があります。
現在の戸建て住宅でよく使われているのが複層ガラスです。熱の伝わりを抑える金属膜を施したLow-E複層ガラス、ガラスとガラスの間を真空層にして遮熱、耐熱性を高めた真空ガラス、高い断熱効果が得られるトリプルガラスなどがあり、ほかにも防犯、防災、意匠性などの機能も備えたガラスがあります。

窓を取り付ける場所や目的などに沿って、適した窓ガラスを選ぶことができます。

 

・複層ガラス
2枚のガラスを組み合わせた窓ガラスのことです。2枚の中間層には乾燥空気が注入されており、熱を伝わりにくくしています。結露を防ぐほか、防音や防犯、紫外線カットの効果も高まります。

 

・トリプルガラス
3枚のガラスと2層の空気層でできている複層ガラスです。複層ガラスよりも空気層が多くなるため、より高い断熱性能があります。そのため寒冷地を中心に採用が増えてきています。

 

・アルコンガス入り
複層ガラスには中間層にアルゴンガスを利用したタイプもあります。
アルゴンガスは空気中に約1%存在する不活性ガスで、“気体の断熱材”ともいわれています。空気よりも熱伝導率が低く、比重も重いことから、中間層での熱移動を抑えて、熱を伝わりにくくします。
断熱の観点からは、複層ガラスの中でも最も性能が高いガラスといえます。また、中間層を真空にして断熱効果や遮熱効果を高めた複層ガラスもあります。

 

・Low-E
近年普及が進んでいるLow-E複層ガラス。Low-Eガラスとは、ガラスの表面にLow-E膜といわれる特殊な金属膜(酸化錫や銀)をコーティングしたガラスのこと。主に複層ガラスを構成するガラスとして使用されます。

Low-E膜は、日射熱の侵入を低減する「遮熱タイプ」と日射熱を室内に取り込みつつ室内の熱の漏れも抑止する「断熱タイプ」に分けられます。どちらのタイプも明るさは取り込みながら紫外線はカットするので床材や家具などの色あせや劣化防止にも効果的です。

 

・セキホームの標準装備
高気密・高断熱住宅を展開するセキホームでは、樹脂フレームにアルコンガス入りのLow-E複層ガラスを組み合わせた高性能樹脂窓「APW330」を標準装備としています。

国内最高水準の断熱性を実現した樹脂窓の採用により、熱の出入りを抑えて、暑い夏も寒い冬も一年中快適な空間づくりを実現します。樹脂フレームの強度向上、スリム化によるデザイン性も高く、カラーバリエーションも豊富です。

 

詳しくはこちら

https://www.sekihome.net/particular/insulation

 

デザイン面でみた窓の種類と使い方

窓にはたくさんの種類があります。横にスライドしたり、上下にスライドしたり、縦または横に滑り出したり、押し倒したりと開き方もさまざま。ほかにも、かたちの自由度が高いFIX窓や、縦に細長いスペースにはめ込み、省スペースで換気や採光を行うスリット窓など多様です。窓のかたちや大きさ、配置する場所によって、家のデザイン性も豊かになります。

いくつかの窓について特徴とともに、おすすめの取り付け例を紹介します。

高窓

壁の高い位置に設置されている窓を高窓と呼びます。
高い位置のため、小さなサイズでも部屋が明るくなりやすく、洗面台の上や和室、玄関などに用いられることも多いです。

隣家と窓の高さをずらす、道路からの視線を遮るといった周辺環境や防犯上のために取り入れることもあります

 

地窓

床面に沿って設置し足元を明るくする窓を地窓といいます。
地窓はプライバシーを保ちながら明るさを取り入れることができ、玄関や廊下などでよく活用されます。おすすめは坪庭に面した和室への設置です。地窓を通して見ると庭がまた違った印象に感じられ、室内にも彩りを添えてくれます。

 

掃き出し窓

掃き出し窓は左右にスライドする方式で、窓の下部分が床まである窓のことです。窓面が大きいと、明るく開放的になるのでリビングにおすすめです。庭やベランダに出やすく、リビングに居ながら庭とのつながりを感じることができます。換気や通気にも便利です。

 

腰高窓(中連窓)

腰高窓とは、壁面の中ほどから上、窓からの底辺部分が成人のほぼ腰の高さに設けられた窓のこと。窓自体の高さは90センチ程度、幅は180センチ程度のものが多くなっています。比較的場所を選ばず、換気の役割も大きく、住まいの2階の部屋に取り付けることが多いです。

子どもや高齢者の転落を防止するために手すりやフェンスを設けるケースもありますが、より安全性を考慮するなら、高窓をおすすめします。

腰高窓のうち、壁面から飛び出したものが出窓です。

 

まとめ

住まいの窓には、採光や換気などのさまざまな役割があります。風通しがよくて明るい居住空間を実現するためには、隣家や道路など周辺環境も考慮しながら、窓の配置や種類、大きさを適切に選ぶことが大切です。

 

窓にはたくさんの種類がありますが、家を建てる場所が防火地域に当たる場合は、窓も防火仕様にする必要があります。そして、窓は住まいで一番熱の出入りが大きい場所なので、窓の断熱性が住まいの快適性を左右する重要なポイントとなります。

 

セキホームでは、ご家族皆さまが日々心地よく暮らせるように、窓の性能にもこだわり、高断熱の樹脂窓を標準装備としています。大きな窓のある開放的なリビングも外の気温の影響が少なく、1年中快適に過ごせます。冷暖房の省エネ効果も抜群です。

 

セキホームでは、豊富な実例を基に、お客様の理想の家づくりをかなえる窓の選び方についてご提案やアドバイスをおこないます。いつでもお気軽にご相談ください。

 

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この記事を書いた人

前田 康次

前田 康次

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