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住宅あるある

モノコック工法ってなんだろう? | メリットと特長を解説

この記事では「モノコック工法」について詳しく説明しています。 マイホームを建てるとき、そこにはさまざまな工法があります。長く快適に暮らせる家づくりのためには、「家をどのような方法で建てるか」という工法についても知っておくことが、重要になってきます。 今回紹介するのは、耐久性、耐震性、耐火性などあらゆる面に優れ、さらには設計の自由度も高いといわれている「モノコック工法」です。
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セキホームは、富山県で「明るく開放的で高性能な住まい」を提供する注文住宅メーカーです。
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「明るく開放的で高性能な住まい」の実例をみる

こんにちは。 富山の注文住宅メーカー セキホームの口中です。

家を建てる際には、さまざまな工法があります。専門的で難しいと感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

皆さんは「モノコック工法」をご存知でしょうか。

モノコック工法とは、壁や屋根、床を「面」で取り囲み、面で家を支える工法です。高い耐震性や耐久性もさることながら、断熱性、遮音性などあらゆる面で総合的に優れているといわれています。

セキホームでは、柱と梁などの骨組みを軸とした在来軸組み工法に、このモノコック工法を組み合わせて、耐震性と耐久性を高めています。

モノコック工法の特長やメリットを知っていただき、ぜひ家づくりの参考にしてみてください。

 

モノコック工法とは?

モノコック(monocoque)とは「一つの貝殻」という意味で、「骨組みを使わずに、貝殻のように外皮を強くすることで形を保っている」構造のこと。もともとは極限の強度が求められる航空機用に開発され、スペースシャトルや新幹線、自動車、建物にも応用されるようになりました。

家でいうと、外側の壁や屋根、床を「面」で取り囲んだ6面体の箱型構造を差します。身近なものでは、段ボール箱や紙で作ったサイコロなどをイメージしてみると良いでしょう

壁4面、天井、床の計6面全体で家を支えているので、構造として強い家になるのはもちろん、地震の揺れや暴風など外からの力に対しても強さを発揮します。

 

モノコック工法のメリット

モノコック工法のメリットとして3つのポイントを挙げてみました。

 

地震に強い

地震の際には、壁4面、天井、床の6面体の建物全体で揺れを受け止め、その力をバランスよく分散することで、強い耐震性を発揮します。地震が多い日本において耐震性能は欠かせないポイントですね。地震の揺れだけではなく、強風・暴風による揺れにも強さを発揮します。

 

水平加重に強い

厚みのある構造用合板で取り囲まれた箱型構造のため、毎冬の豪雪、瓦や太陽光パネルなど上から掛かる大きな力に対しても耐える力があります。建物のねじれやゆがみも抑えられます。

また、すき間も最小限に抑えられるため、断熱性、気密性、耐火性、遮音性なども高く、優れた特長を生かして安心かつ快適に過ごせる環境がつくりやすいのも、モノコック工法のメリットといえます。

 

柱が少なく広い空間を取れる

モノコック工法は箱型構造による頑丈さに加え、柱が少ない広い空間づくりが可能になります。間取りや部屋の広さなど設計の自由度が高いのもメリットの一つです。

 

金物接合「テックワン」でさらに強化

セキホームが採用する「在来軸組モノコック工法」は、柱と梁などを組み合わせた骨組みを軸とする日本古来の在来工法に、モノコック工法を組み合わせたハイブリッドな工法です。

骨組みで構造をつくり、壁、屋根、床には強度の高い構造用ボードを張りめぐらせることで、骨組みと面の両方で建物を支える構造とし、より強く耐震性の高い家を実現します。

柱や梁、土台などすべての構造材には、強度に優れた集成材を使用しています。

さらに、柱や梁、筋交いなどの接合には、専用の金物による「金物接合」を取り入れ、より強度を高めています。木材同士の接合部分は強度の点から在来工法の弱点とされていました。そこを金物の接合力によって、しっかりと留めつけるのが金物接合であり、補強の役割も果たします。

主要構造部分に採用している「テックワン」は、特に精度と強度に優れた接合用金物です。木材の接合部分をアゴ掛け金物に置き換えて、ボルトとドリフトピンで留めつけるシンプルな施工でありながら、強い接合力を誇り、安心できる家づくりを可能にしています。集成材との相性も抜群です。

 

特長1 耐食性に優れた表面処理加工

テックワンは表面処理加工により耐食性を高めています。防さび性の高い新溶融メッキを採用し、高温多湿な厳しい腐食環境下でもサビの発生や腐食を抑えられるよう、細部まで加工を施しています。

 

特長2 強度耐久試験が証明する確かな性能

テックワンの強度や耐久性は、複数の公的試験機関の“お墨付き”です。

1995年の阪神淡路大震災を再現した三次元実大振動試験(2004年12月7日 独立行政法人 土木研究所)のほか、性能評価機関に準じた試験内容【「在来軸組工法住宅の許容応力度設計」(公財)日本住宅・木材技術センター企画編集】で検証され、いずれも公正な評価を得ています。

 

特長3 柱・梁の欠損を減らし強度をアップ

テックワンは構造材に最小の加工を施すだけで取り付けが可能です。建物の軸を担う大事な構造材ですから、欠損を最小限に抑えることは強度のアップにつながります。

また、木と木を削ってつなぐより接合強度が高いのはもちろん、均一な強度で接合できるのも特長といえます。

 

まとめ

モノコック工法の家は耐震性や耐久性、断熱性、遮音性などあらゆる面に優れているだけでなく、設計の自由度が高いのがメリットです。

セキホームでは、伝統の在来工法にモノコック工法や新しい技術も取り入れながら、高い耐震性と強度を備えた長く安心して暮らせる家づくりを実現しています。

愛着のある家で長く快適に住み続けたいというお客様に寄り添い、理想のマイホームを実現することができるよう、全力でサポートをさせていただきます。お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

口中 健士

口中 健士

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