狭小地・変形土地での家づくりガイド | 施工事例とともに学ぶアイディア
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セキホームは、富山県で「明るく開放的で高性能な住まい」を提供する注文住宅メーカーです。
外観・内観ともデザインにこだわり、理想のお家を形にします。
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目次
- 1狭小地・変形土地での家づくりで知っておくべきポイント
- 2狭小地・変形土地での家づくりのメリット
- 2-1予算を抑えて好立地に住める
- 2-2固定資産税などの税金を抑えることができる
- 2-3生活費を抑えやすい
- 3狭小地・変形地での家づくりの設計ポイント
- 3-1効率的な空間利用のための設計原則
- 3-2光と風を取り入れるための工夫
- 3-3プライバシーと開放感のバランス
- 4狭小地・変形土地での家づくりの施工事例
- 4-1事例1:K様邸 総2階建てで2階をゆったり
- 4-2事例2:N様邸 台形の敷地を活用して大きな中庭を実現
- 4-3事例3:S様邸 L字型の敷地に合わせた快適な住まい
- 5狭小地・変形土地での家づくりのための実践的アドバイス
- 5-1土地の特性を理解し、計画を立てる
- 5-2設計士とのコミュニケーション
- 6まとめ
みなさん、こんにちは。 富山の注文住宅メーカー セキホームの片桐です。
家づくりで土地を探す際、土地の広さ、形状がさまざまあることに驚く方も多いのではないでしょうか。
特に少し手狭であったり、形が三角や台形であったりする土地は、家を建てる際にハードルが高く感じられ、敬遠されがちです。一方で、滅多に土地が出回らない人気のエリアでも、狭小地や変形土地なら比較的見つけやすい傾向にありますし、坪単価がやや低めに設定されていてお買い得とも考えることができます。
確かに狭小地、変形土地に家を建てる際には注意すべき点もありますが、敷地に合わせた間取りプランをつくることで、快適に暮らせる住まいを実現されたケースも少なくありません。
注文住宅なら、こだわりも取り入れながらプランをつくり、お客様にとっての理想のマイホームづくりが可能です。
今回は狭小地や変形土地のメリットや留意点、建てるときのポイントや住み心地アップのポイントなどを、セキホームの施工事例を交えて詳しくご紹介します。土地選びや家づくりにお役立てください。
狭小地・変形土地での家づくりで知っておくべきポイント
マイホームを建てる土地を探していると、一般的な四角い土地に交じって、狭小地と呼ばれるコンパクトな土地や、三角形、台形など特徴がある形の土地に出合うことがあります。
思い描く土地とは異なることから、敬遠されがちではありますが、このような土地は、坪単価が割安に設定されていることが多く、また、人気エリアでも狭小地や変形地なら見つかる可能性が高いというような、メリットがあります。
土地代が安く済めば、マイホーム取得にかかる総費用が抑えられますし、浮いた予算を建物の方に回すという考え方もできますよね。
一方で、狭小地で隣家との距離が近い場合には、採光や風通しの確保や、防音対策について工夫が必要になる場合があります。
また、建築基準法の接道義務というのがあり、原則として道幅4m以上の道路に、建物の敷地が2m以上接していなければなりません。緊急時に消防車や救急車が入り、消火、救助、避難活動をスムーズに行うためです。
いくつかの注意点はありますが、土地の個性を活かしながら自分たちらしい家づくりをされるお客様も多く見られます。注文住宅なら、それぞれの土地の形や条件に合わせて家を建てることが可能ですし、日当たり、広さ、部屋数などの要望も取り入れて、住み心地の良い家を実現できます。
狭小地・変形土地での家づくりのメリット
狭小地や変形地での家づくりには、一般的な土地よりも多くのメリットがあります。これらの土地をうまく活用することで、予算を抑えながらも、快適で便利な生活を実現することができます。
予算を抑えて好立地に住める
狭小地や変形地は、広い土地に比べて価格が抑えられていることが多く、予算内でより便利な立地に家を建てることが可能です。たとえば、まちなかであっても狭小地や変形地なら、希望するエリアでの土地取得が現実的になります。そのため、通勤や生活の利便性を犠牲にすることなく、理想的な場所に住むことができるのです。
固定資産税などの税金を抑えることができる
狭小地や変形地は、面積が小さいため、固定資産税などの税負担を軽減できる点も大きなメリットです。土地の評価額が低く抑えられるため、長期的な税コストを抑え、家計への負担を減らすことが期待できます。
生活費を抑えやすい
狭小地や変形地で建てた家は、必要最低限の広さに抑えられているため、光熱費や維持費などの生活費を抑えることができます。また、限られたスペースを有効活用するために、省エネ設計が取り入れられることが多く、エコな生活を実現しやすい点も魅力です。
狭小地・変形地での家づくりの設計ポイント
狭小地や変形地で家づくりを行うときのポイントを、3つに分けて解説していきます。
効率的な空間利用のための設計原則
狭小地や変形土地の家づくりで、広さや部屋数を確保するためには、空間をいかに有効につかうかということが、設計のポイントになります。
例えば、面積が広くなくても、総2階や3階建てにすることで、居住空間に余裕が生まれ、部屋数も確保しやすくなります。駐車場のスペースが取りにくい場合には、ビルトインガレージも有効です。
三角や台形の敷地に四角い建物を建てると、角や斜めの辺の敷地が余りがちです。居室としては使いにくい形状でも、中庭やウッドデッキなら気になりませんし、外とのつながりをつくり開放感も得られます。
光と風を取り入れるための工夫
周囲に建物がある場合には、さまざまな工夫を取り入れて、光や通風を確保することができます。
例えば、南や東側からの光が入りにくい場合、開けている方角や眺めのよい所に大きめの窓を設けることも一考です。囲い庭をつくると外からの視線が入りにくいので、開口部を大きく取ることができます。
室内は天井を高くして、吹き抜けやロフトをつくると明るく開放的な空間をつくることができます。天窓は上からの光を室内に届けてくれます。
プライバシーと開放感のバランス
住宅が密集する土地では、道路や隣家からの視線をカットしてプライバシーを守ることがポイントです。
境界に塀を設けたり、窓の位置や高さを隣家と被らないように配置したりすることが基本となります。
外からの視線を気にするあまり、閉鎖的につくり過ぎると室内に光や風が入りにくくなり、街並みに対しても閉じた印象になってしまうことがあります。
プライバシーと開放感を両立させる方法として、中庭をつくることもおすすめです。中庭は外からの視線を気にすることなく過ごせるプライベートな空間であり、リビングやダイニングとひと続きにすることで、視線の抜けをつくり、室内空間もより広く開放的に感じられます。
狭小地・変形土地での家づくりの施工事例
狭小地や変形の土地を活用した快適な住まいづくりを、セキホームの施工事例からご紹介します。
事例1:K様邸 総2階建てで2階をゆったり
細長い敷地に合わせて、総2階の家づくりをされた事例です。
総2階とは、1階と2階がほぼ同じ面積、平面形をした住宅を指します。外壁に凹凸がないので材料が少なくて済み、コストダウンにつながるほか、上下階のバランスが良く、構造的に耐震性が高くなるなどのメリットがあります。
間口幅は約8m。2台分のカーポートと玄関アプローチがちょうど収まるぐらいの幅です。
ご夫婦とお子様2人の4人家族で、1階はLDKを中心に水回りやユーティリティなどの生活スペースとし、2階は主寝室やお子様のお部屋などをゆったりと備えました。
敷地の東側にご実家が建っており、朝の採光が確保しにくい立地でしたが、西側は道路越しに空地が開けていて、「富山湾方向に沈むきれいな夕日を眺めたい」とのご要望を受けて、大きな開口窓を設置しました。土地の特徴を生かしたアイディアが生活に潤いをもたらしています。
事例2:N様邸 台形の敷地を活用して大きな中庭を実現
敷地の形状を活用して念願の中庭を実現された家づくりの事例です。
希望エリアの分譲地で南向き。台形の土地であることを除けば、N様の条件がそろっていました。
マイホームには大きな中庭を設けて、ご友人らを招いてBBQなどを楽しみたいとのことで、囲い庭のある家づくりで多くの実績があるセキホームに、まずご相談をいただきました。
セキホームでは、土地の形状を最大限に活用することで、大きな中庭のある間取り図をご提案。気に入ってくださったことをきっかけに、家づくりをサポートさせていただくことになりました。
LDKとつながる中庭は約20帖のゆったりスペース。高さ2.4メートルほどの塀で囲われているので、道路に面していますが外からの視線を気にすることなく、BBQやプール遊び、冬は雪遊びなども存分に楽しんでいただけます。浴室もこの中庭に開放的な構成となっています。
駐車スペースはご夫婦の2台分プラス来客用1台分を確保しました。
事例3:S様邸 L字型の敷地に合わせた快適な住まい
L字型の敷地に合わせた間取りの事例です。敷地を有効活用することにより実現した快適な居住空間には、オーダーメードの注文住宅ならではの良さが随所に光ります。
水回りやユーティリティを一直線に配置。キッチンから出入りしやすく、毎日の家事を効率よく行える動線をつくりました。
敷地の出っ張った場所には、主寝室を配置。離れのようなプライベート空間で静かな時間を過ごしていただけます。
隣家との境界に沿って塀のある囲い庭を設けることにより、リビングの採光や風通しを確保しました。広々とした庭が隣家とほどよい距離をつくり、視線や音を気にせず過ごせます。自然を感じながら暮らせる家族憩いの場所になっています。
狭小地・変形土地での家づくりのための実践的アドバイス
セキホームでの施工事例を基に、狭小地・変形土地での家づくりを実践される方へのアドバイスを2つにまとめました。
土地の特性を理解し、計画を立てる
快適で住み心地の良い住まいづくりのためには、まず土地の特性を理解することが大切です。土地のデメリットを考えるのではなく、メリットを生かすことを考えて計画を立ててみましょう。
総二階建てにしたり、窓の配置を工夫したり、中庭を設けたり。プライバシーを守りながらも、広々と開放的に過ごせる工夫はたくさんあります。
設計士とのコミュニケーション
今回は狭小地、変形土地での家づくりアイディアについて、セキホームでの事例を交えながらご紹介しました。
マイホームを建てるための土地探しでは、エリア、面積、方角等々、条件の揃った敷地を見つけることが難しい場合もあります。一方で、少し手狭な土地や、四角ではない少しいびつな形の土地が、利便性が高いエリアの中でややお求めやすくなっていることもあり、土地代で浮いた分を建物に回せるといったメリットもあります。また、土地の形に合わせて、他にはない個性的な家づくりが楽しめるとも言えます。
セキホームでの施工事例を見ていただくと、狭小地や変形土地でも工夫次第で、住み心地のよい家づくりが実現できることがおわかりいただけたと思います。
規格住宅だと、間取りが収まりきらないことや、角や斜めの辺の敷地が余り、建物が小さくなってしまう可能性も考えられますが、注文住宅なら土地に合わせたプランをつくり、マイホームで実現させたいこだわりを取り入れることも可能です。
セキホームでは、お客様からのヒアリングを基に、土地条件やお一人おひとりの生活スタイルに合わせた最適なプランをご提案するとともに、そのプランを確かな施工力で形にしていきます。
土地についてのご相談はもちろんのこと、家づくりに関するお悩みや疑問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
特殊な形状の土地で家づくりを行う際は工夫を必要とするぶん、設計担当者とのコミュニケーションが大切になってきます。
中庭をつくりたい、静かに過ごせるプライベート空間がほしいなど、それぞれにマイホームでこだわりたいことがある一方、生活しやすい動線をつくるためには、家族構成や生活スタイルなどを伝えることも重要です。何を重視するのかによって設計は変わってきます。設計士はご希望をもとに、ご家族にとっての最適な間取りをご提案します。
まとめ
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